公共施設の鉄部の錆を何とかしなければ | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

公共施設の鉄部の錆を何とかしなければ

年末の大和中学体育館視察 では、体育館本体のほか、周辺部もいろいろと見てきました。私が感じたのは非常階段など、鉄部の錆が顕著だということ。

錆はガンのようなもので、早期発見、早期対策がポイントです。


和光市議会議員(39歳、無所属) 松本たけひろの「持続可能な改革」日記-xv@

私の『自治体連続破綻の時代』でも指摘したのですが、鉄部の塗装は定期的に的確にメンテナンスすれば、非常に長持ちします。しかし、自治体はこの管理をあまり重視していないらしく、全国でさびっ放しの非常階段をしばしば目にします。

ただ、正直、自分の本で指摘した程度の管理が近所の大和中学でさえできていなかったことに驚くとともに、「灯台もと暗し」を痛感しました。

全市の市有施設の鉄部の総点検&補修が必要ですね。


しかし、ここ7年、ハコモノは作りまくったものの管理は杜撰そのもの。これではいくらハコモノを作ってもあっという間に全部ボロボロです。

建て替えとか新設とか派手なことを好むのは結構ですが、こんなことに目が行き届かないのでは、税金を大切に思っているのか、と言わざるを得ません。

私も議会にいたのだから責任があるのは認めつつではありますが、腹立たしい限りの現場でした。


ちなみに、学校に責任はないですよ。校長先生が施設の管理をするという体制が間違っているのです。だからこそ、施設台帳整備の推進を私も主張してきました。

また、現場の先生でもチェックできるマニュアルを作り、このような問題を早めに発見できる仕組みを早急に作るべきだと思います。