オバマ氏の就任演説から~公金を預かる私たちには説明する責任がある | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

オバマ氏の就任演説から~公金を預かる私たちには説明する責任がある

とうとう、歴史的なアメリカ初の非白人大統領の就任式が終わりました。

同世代に近い人物でもあり、非常に注目していたのですが、正直、編集者として文章英語に延々と触れてきた私には、アメリカ大統領のしゃべり英語というのはなかなか聞きとれません。

この就任演説も単語は聞き取れてもなかなか中身はわからず、文字起こしを見てようやく大意がつかめました。

私にとり、印象的だったのは下記のフレーズでした。

アメリカではあえて今さら、の内容だと思っていましたが、民主主義の基本としてやはり、欠かせない分野なのですね。これはそのまま、和光市政にぶつけたい言葉でもあります。


And those of us who manage the public’s dollars will be held to account - to spend wisely, reform bad habits, and do our business in the light of day - because only then can we restore the vital trust between a people and their government.


市民から税として集めたドル札を預かる私たちには説明責任があります。賢く使う、悪習は改善する、誰もが日中、監視されているも同然の状況(透明性のある状況)で業務を遂行する・・・ということによって。なぜなら、そのようにしてのみ、国民とその政府の間の大切な信頼を回復することができるからです。


私は正直、アメリカの民主党は信頼しないし、共和党の方がどちらかというと好きです。

しかし、アメリカ大統領という存在のカリスマ性はすごいですね。

ものすごく触発させられました。

やればできる、そのためにもまず、あきらめずにチャレンジすること。

私たちの歴史もまた、挑戦者の戦いの上に刻まれてきました。

戦うべき時は自分の利益や保身よりも、この街に何ができるのか、何をすべきか、これを優先させるべき、ということなのでしょう。