工事入札の承認の臨時議会 | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

工事入札の承認の臨時議会

消防署の建て替えの入札承認の議案。

1.5億円以上以上の案件は議会の承認を経て発効です。


予定価格は9月定例会の頃に見積もったもので、666,600,000円。6億6660万円。
落札価格は4億7840万円。
おおっ、安い、71パーセントか、と思いがちですが、その1カ月で世の中の流れが変わったので、まあこんなものでしょう。
従来、95パーセント程度で落札していた企業群は4社が応札。

5億円台半ばで予定の80パーセントなので、ここを95パーセントとすると、普段の数字の85パーセント相当だということがわかります。
どういうことかというと、見積もりが物価下落を含んでいなかったので、たまたま予定価格が高くなってしまったのを、補正(笑)したらこうなったということ。

ちなみに、一般競争入札。
従来からの県内・和光市から西のあたり、という区切りではあまり落札率が下がらなかったものが、ここのところの全県対象の入札になってから、低水準の落札が続いています。

一方で、設計内容ではコスト増要因となるタイル貼りについて、他の外壁仕様と比較したのかと質疑したら、いきなり意表を突く「していません」との答弁。
オイオイ!
すみません、比較したと想定して批判しようとしたのですが、ここでネタ切れ、終了となりました。
ちなみに、落札者の過去の工事で工期遅れがあったかのように私が思いこんで質疑したところ、その遅かった部分は最初からそういう予定だったと判明し、恥ずかしい展開も有。ま、そういうこともあるでしょう。
とにかく、コスト比較をせずに外壁を決めるというのは想定外でした。

ま、賛成(全会一致で可決)しましたが、お粗末な仕様決定には怒りすら感じます。まさに私が前著で書いた「マンション管理未満」という指摘はど真ん中なのであります。


ちなみにミクシィにもこの日記を掲載したら、早速新潟の関係者からタイル貼りは震災時の剥落で非常に危険だったとの指摘あり。

少し調査して、必要があれば週明けに市に申し入れようかと思います。