たまには和光市の行政を褒めてみる
これは和光市の職員一人当たり人口の推移です(データ入力をしてくれたU君、ありがとう!)。
全国的に職員一人当たり人口が200人を超えている自治体はほとんどありません。
また、埼玉県内ではこの人数は第1位です。
これは早くから取り組んださまざまな事業のアウトソーシングのたまものです。
「和光市は自前で何もしない」というご批判も時々ありますが、役所は役所にしかできないことに注力するというのが時代のすう勢だと思います。
もちろん、委託の中身、つまり質、さらには委託しない部分の質を高めていくというのは当然の課題なのですが、肥大化しがちな自治体において、ここからさらにスリム化を進めようというのが和光市の持っている方向性です。
また、本体がスリムであるということは、将来的な事業の自由度が高いということであり、さまざまな問題に臨機応変に対応でき得ることも示しています。
この点、和光市は他市の一歩前を行っていると思います。
ちなみに、和光市は市域が狭く、これもまたスリム化がしやすい要因となっています。
↓松本の新刊(共著書)のamazonリンク
↓好評既刊
自治体連続破綻の時代 (Yosensha Paperbacks)
松本たけひろウェブサイト もあります!