特定外来生物~市内でもオオキンケイギク満開 | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

特定外来生物~市内でもオオキンケイギク満開

オオキンケイギク

特定外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律 )という法律があります。

これは「日本在来の生物を捕食したり、これらと競合したりして、生態系を損ねたり、人の生命・身体、農林水産業に被害を与えたりする、あるいはそうするおそれのある外来生物による被害を防止するために、それらを「特定外来生物」等として指定し、その飼養、栽培、保管、運搬、輸入等について規制を行うとともに、必要に応じて自治体が野外等の外来生物の防除を行うことを定める(以上、ウィキペディアより転載)」法律です。

 

要は生態系に悪影響のある外来種は排除しましょう、という法律で、法律が決まるときにブラックバスの扱いなどで話題になったものです。

 

これに指定されている植物が繁茂しているというのが各地で問題になっています。私もある媒体で話題にしたばかりなのですが、先日読売新聞の埼玉版でも県内で「オオキンケイギク」が爆発的に増えていることが取り上げられていました。

市内でも実は、これ、増えています。

で、近所で生えていたものを抜き取ったのですが、もったいないので花は家で飾ることにしました(上の写真)。

皆さんもぜひ、堂々とオオキンケイギクを摘み取って、ご家庭の飾りにどうぞ。

ちなみに、根っこも抜き取ってください。

 

なお、先日、生物学がご専門の池田清彦早大教授にお話をうかがったところ、「この法律はブラックリスト方式なんだけど、本来は日本に入れていいものだけを特定するホワイトリストの方がやりやすいと思うんだけどね」ということをおっしゃっていました。

いずれにしても、特定外来生物、他にも上海蟹などいろいろあって、どれも国内で育てただけでも懲役か罰金の対象となります。

庭に植えている方も残念ですが、抜き取ってくださいね。

特定外来生物、どんな種類があるかはリンク先 もご覧ください。