議会初日/住基カードを身分証として十分に生かせないのは金融機関のせい? | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

議会初日/住基カードを身分証として十分に生かせないのは金融機関のせい?

即日採決の案件はすべて可決でした。
私も全部賛成。

ただし、地方税法の改正に伴うエコ税制に関する住宅改修の控除は傷んでいない住宅の改修を促進しないとも限らないので市の考え方を質しました。

あと、お約束の専決処分に関する質疑と。

その後、一般質問の打ち合わせ、会派の打ち合わせを行って、来週火曜に行う総括質疑のための通告書を提出して帰宅しました。

 

ところで、一般質問の打ち合わせの中で腹が立ったことが一点。

今回、お年寄りの運転免許証返納に関する(ある意味毒にも薬にもならない)一般質問をします。

返納したお年寄りには写真つき住基カード一枚500円のところ、無料サービスしちゃいましょう、という質問をするのですが、戸籍住民課の担当から「いや~、免許証並みには使えないんですよ、現実問題」という聞き捨てならぬ発言が。

知らなかったんですが、金融機関は住基カードの提示だけでは身分証明として認めないらしく、その場でカードリーダーで暗証番号をおせというのは良心的な方、普通はカードリーダーがないので、もう一枚、健康保険証を提示する、というケースが多いようです。(つまり免許証よりは格下、ということ。)

これだと、住基カードって存在価値がほぼゼロですよ

運転免許の返納対策の実効性を持たせるためにも、金融機関の啓蒙が必要だと痛感しました。