放置できない学童保育の待機児童 | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

放置できない学童保育の待機児童

和光市内では学童保育の待機児が発生しています。

つまり、学童保育のニーズを市の施設が吸収し切れていないのです。

もともと定員不足であることに加えて、入所の順位を決める基準に欠陥があり、1年生が入所できない状況が生まれています。

これは親には致命的で、1年生をひとりで家には置けないために仕事を退職せざるを得ない人も出てきました。

学童保育の定員の「のりしろ」をもう少し確保すべきであった、という点で私も責任を感じています。

さらに、学童保育の入所については点数制になっていて、既得権が強い仕組みであり、4年生でも先に入っているほうが新入の1年生より優先されます。

正直、4年生なら家にいても大丈夫、という状況でも1年生は不安、というケースがあるはずで、この仕組みは改善される必要があります。


①定員の拡充

②点数制の中身の見直し(1年生優先)


という二点を担当に強くお願いしてきました。

次の一般質問でも取り上げるつもりです。


学童保育に入れないために仕事をやめざるを得ない人が出でしまった、つまり、私たち市役所関係者の失策であり、とにかく保護者の人生を歪めてしまった、ということを私も反省しなければならないし、教育委員会にも強く認識してもらいたいと思っています。

改善に努めます。