4月4日、松本の新刊が出ます!
今度の松本本は『会計のルールはこの3つしかない』(洋泉社新書y)です。
複式簿記・会計の仕組みを公務員や議員、その他一般の人々が簡単に理解できるように執筆しました。税理士で元和光市議の石川淳一氏(2期で昨春引退。平成15年和光市議選でトップ当選)との共著書です。
石川氏も私も、この国の行政改革は、ひとりでも多くの公務員がアカウンタビリティとか会計の機能や役割、複式簿記の仕組みを知ることでしか始まらないのではないか、と思っています。しかし、複式簿記の本質を素人がさらっと学ぶのに適した本がないのが現実です。
そこで、直感的に本質を理解していただくことを目指して、3つのルールを抽出しました。
私が編集者として関わった100冊近い会計書のエッセンスが生かされている、気がします(笑。
特に複式簿記と説明責任の関係など、会計の本質的な理解を重視しましたが、何より特徴的なのはストーリ仕立てになっているということ。ちなみに、中身はわざと「おバカ」なストーリーにしました。愉快な登場人物がドタバタを繰り広げるのを読んでいるうちに「会計的な思考」が身につくように工夫したものです。
石川氏の構想をベースに私が原稿を書き、それをベースに数十時間かけて議論し、まとめあげました。
なお、4月4日から全国の書店に並びますが、どうしても、という奇特な方はぜひ、書店でご注文ください。中身はご満足いただけると思います。