実質公債費比率ランキング(18年度決算版)パート1
実質公債費比率の検索ワードから来る人が多いので、実質公債費比率の考え方と最新ワーストランキング(18年度決算)を示しておきます。
なお、和光市の数値は7.7%(上から96番目)です。これは、起債制限比率(4.9%=89位)と似たような水準であり、財政力指数(1.21=61位)、経常収支比率(67.8=24位)などと比較すると悪い数字です。
つまり、借金返済の負担が重過ぎることを示しています。
(ただし、積極的に返済した場合もこの数値は上がります。)
参考
実質公債費比率(フロー指標)
普通会計と公営企業の公債費等(元利償還金、債務負担行為、繰出金等)の割合の3年平均(算式の概要:公債費等の歳出/標準財政規模)
起債基準(地方財政法)~健全化法とは別枠です。今後も存続。
18%未満(協議団体(協議制))
18%以上(一般的許可団体(協議制から許可制))
25%以上(起債制限団体①:単独事業等の起債制限)
35%以上(起債制限団体②:災害以外ほぼ全事業の起債制限)
健全化法:
早期健全化団体指定ライン(イエローカード) 25%
財政再生団体指定ライン(レッドカード) 35%
①都道府県版(ワースト10)
北海道 |
20.6 |
兵庫県 |
19.6 |
長野県 |
19.2 |
島根県 |
16.2 |
岡山県 |
16.2 |
佐賀県 |
16.2 |
高知県 |
16.2 |
大阪府 |
16.2 |
富山県 |
16.2 |
宮城県 |
16.2 |
パート2 へつづく