名物部長が引退
今月末で市の名物部長が定年退職となります。
彼は保育など福祉畑が長かったのですが、最後は市民環境部長として辣腕を振るいました。
保育園の多様な運営形態を実現し、あるいは子育て親睦組織の育成に尽力したり、と活躍された方ですが、特に印象的なのは市内でも悪評が高かった、残土置き場の改善でした。
ここの改善では、私は自分でも微力ながら努力したと胸を張れると思っていますが、もっと胸を張るべきなのは部長とその部下の皆さん、そして地域住民です。
写真上が彼が部長になる前の残土置き場。
その後、地域住民の要望などを受けて私が一般質問をしたり、地域の皆さんが陳情をしたり、という中で残土置き場の規制を実現することが出来、条例施行後も熱心な行政指導があったことなどから、今では写真下のような状況になりました。
正直、当時の地元の地主議員が怖がって一般質問もしない状況で、ここの改善は出来るのだろうか、と思いながら私も議会で発言し、あるいは丁寧にビラを配布したりしていましたが、今では当時の酷い状況がウソのようです。
事業者も正直に規制を守っており、本当に部長はじめ市民環境部の頑張り、地域住民の頑張りがあったからこその結果だな、と思っています。