総務委員会で水道会計の赤字予算に関して、猛省を求める討論 | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

総務委員会で水道会計の赤字予算に関して、猛省を求める討論

29日、和光市議会総務常任委員会では20年度予算についてすべて賛成多数あるいは全員で可決。
そのなかで、個人的には納得の行かない、水道会計については、賛成はしたものの水道部に今後の経営方針を再検討するよう要請する討論をしました。

概要は下記。


「水道会計予算では、あくまで予算であり、低めに見積もっているとはいえ、営業、経常、最終すべて、赤字という予測損益計算書となっています。これは一般企業であれば緊急事態であり、大々的なリストラが必要な水準です。
緊急事態であるという認識をしてもらうとともに、収支構造の根本的な見直しを求めます」


これまでも水道会計については、収支構造がマイナスベースになっており、料金の見直しかあるいは根本的なコストの見直しのどちらかが必要である、と何回も主張し、役所とは議論してきたり、予算に反対したり、ということを繰り返してきました。
それでもこんな予算が出てきて、しかも具体的な対応は考えていない、というのであれば、やはり、そろそろ強硬な対応が必要であるかもしれないと私は考えています。
何しろ、過去の蓄積がなくなれば一気に大幅値上げなのです。
その方が迷惑なのはもう、当然のこと。
今年は市の具体的な検討をしつこく、徹底的に陰湿なくらいに求めていきます。


それにしても、「将来のことはちょっと」とある管理職はおっしゃるが、そういうのが一番悪いし、市民に顰蹙を買う、という自覚を公務員は持つべきだと思います。