道路特定財源、和光市の影響は???
「全国市長会(会長・佐竹敬久秋田市長)」が揮発油税などの道路特定財源の暫定税率維持を求める緊急決議を採択したとか。
決議で出てきた言葉「住民要望の最も大きいのは道路だ」??
これ、他でも聞いた言葉
ですね。まあ、ネタの出所が同じなんですよ。
さて、道路特定財源については和光市役所も影響を試算していまして、一億円台前半になりそうだとのことです。
間接コストを含めた職員10名強の人件費に相当します。
ところで、住民要望ですが、もちろん道路の住民要望もなくはないですが、私のところへ来る主な要望は役所の合理化とか、子育て支援とか、あるいは役所関係で不愉快な思いをしたので接客について一考してくれとか、そういうのばかりです。
もちろん、通学路の整備とかもありますが、それは本当に危ない部分。
「人が一日に数人しか通らない道路でもいいから作りまくってくれ」となどいう無茶な要望が来たことは皆無です。
あと、四季を通して駅頭で市民と接していますが、「建設業界を支援してくれ」という声は皆無ですねぇ。
まあ、首長や国会議員で建設業界関連の支援の無い人は1割もいない(実際には数人しか知らない)と思いますが、地方議員というのはその点、しがらみなくできてありがたいと思っています。
その分、行政のことについてプロ意識は持っても、普通の市民の感性を大切にしたいものです。
全国的に道路特定財源が廃止になって自治体の予算が減ったとして、その範囲で予算を組むしかないですし、その分ガソリンの負担が減れば世の中の人々にとっては役所が予算を組んで使うよりも概ね幸せであると私は思います。
思ったほど役所に頼りまくって生きたい、という人種がたくさんいるわけではありません。