再生紙偽装、松本の報告ビラは??? | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

再生紙偽装、松本の報告ビラは???

日本製紙は、年賀はがきに加え、再生紙比率100%をうたったコピー用紙が実は11%だったなど、他の製品でも「環境偽装」が長年行われていたとの社内調査結果を公表しました。
年賀はがきの古紙配合比率をめぐっては、供給全5社の偽装が発覚しています。
ある役員は「(白さを保つための)品質重視」と釈明した。40%の古紙配合には「当社の現在の技術レベルからは1-5%(の配合比率)が限度」と述べたそうです。

で、私も市議会議員として議会報告を大量に配布する関係で、たくさん紙を使います。紙は政務調査費などを使い、自分で買って印刷しています。

私の紙使用ポリシーは金が過渡にかからない範囲でざっくり、

1 似たような値段なら再生林由来のパルプを使ったある銘柄を優先する
2 たまたま予算の許容範囲で手に入れば、再生紙も買う


ただし、極端に安い紙があればそれを使う。

という方針です。


(なお、再生林が100%ベストとは判断していませんし、再生紙はどの程度混ぜるべきかなどはちょっと私の知識では判断できません。)

一方で、再生紙というものは軽オフセット印刷機泣かせです。
特に100%をうたう紙は最悪。冬場は特に連続して500枚も印刷できないんです。
ああ、100%だから仕方がないわい、と思っていたのですが、私の何回か使った銘柄は偽装銘柄だったようで、愕然。
古紙の再利用技術とは私たちが思っているほどのものではなかったのです。
また、古紙配合率の再生紙を作る際に環境負荷が高いというのもまた、事実です。
紙はリサイクル優等生と言われますが精査が必要な時期に来ているようですね。

(値段が安くてそこそこ再生原料が混ざっている紙、というものがあれば白くなくていいので、それを使いたいと思っているのですが、再生紙はなかなか安く手に入りません。個人的にはふっかけられているのではないかという印象です。)


今後も一応、上記のポリシーで行きますが、なにぶん乏しい予算が優先しますのでお許しください。