役所が取材を受ける時の対応 | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

役所が取材を受ける時の対応

久々に、とある経済誌の仕事で自治体を電話取材する一日でした。

あるテーマでいくつかの自治体に電話して、担当部署に回してもらって担当者の話を聞くわけですが、そこで担当者の対応が見事なまでにバラバラだということをあらためて痛感しました。

ものすごく胡散臭そうに、できれば別の部署にたらいまわしにしてやろうという自治体、誠実に尋ねたことについて丁寧に答える自治体、気を回して、こちらが聞かないことまで教えてくれる自治体・・・。

特に、取材では役所の痛いところをねちねちと聞かざるを得ないので、相手が良い方向の感情を持つことはまれで、普通は不愉快になるものだろうとは思います。となると、変な対応をしがちになってくると思います。そこが場合によっては大きな被害につながるんじゃないかな、とふと思いました。

また、役所の見解としてこちらは書かざるを得ないのに、大切なポイントで上司に確認もせずに答える若そうな担当者もいます。これまた、大きなトラブルの火種になりかねません。

メディア対応の教育やマニュアル化みたいなものがきちんとなされるべきなのではないかとふと考えさせられました。