鶴ヶ島市役所を訪問
1日午後は鶴ヶ島市役所を訪問。
藤縄善朗市長が私の本を読んでくださり、ときどきメールのやり取りをしていました。
ただ、私が改選前で精神的にしんどくて『週刊エコノミスト』の記事を執筆した際のインタビューすら電話で行ったような状態だったため、「一度来てくださいよ」と言っていただいていたのにいつの間にか半年近く経過していたのです。
とりあえず、取材のお礼がてら、ちょっと顔を出しに、というのが今回の訪問なのでした。
正直、鶴ヶ島市の財政は和光市と比較すると良くないのですが、地方都市からすると羨ましいレベルです。
ただし、全国有数の急速な高齢化で今後、同市の財政は急速に逼迫します。
つぶさに検討したわけではないのですが、そんな将来を見越して手を打っておられるというのが鶴ヶ島市政の現状かと思います。
「厳しい厳しいと狼少年みたい」というご批判もあるようですが、それくらい批判されるくらいは厳しい施策を打っていかなければ団塊世代が後期高齢者になったときの負担は乗り切れません。何しろその頃、自治体の負担は増えるのに国家財政はますます火の車なのですから。埼玉県だって今のペースだと団塊の後期高齢者化を乗り切ることは困難です。今後、日本一急速に高齢化する県なのですから。
どの自治体も、市民が怒るくらい財政を引き締めなければなりません。そしてこの点では和光市も例外ではないのです。