スウェーデンで財産税廃止という大きなニュースがなぜか日本語メディアではほとんどない不思議
今、世界で税制に関するビッグニュースが流れています。
それはスウェーデンで財産税(日本の固定資産税)、富裕税が来年1月から廃止されるということ。
中道右派連立政権が発足して半年、スウェーデン政府は大きなステップを踏み出しました。
日本語のメディアではまだ、取り扱われていないのが不思議です。
EU統計局が2005年度のデータとして公表しているところでは、スウェーデンの国内総生産の52.1パーセントが税に占められていたとうことで、まさに大きな福祉をまかなう重い税が政権交代を生み、与党が半年の検討を経て小さな政府の方向に舵をとったということが見て取れます。
なお、固定資産税の廃止は資産バブルを生むのではないか、という懸念が現地ではあるようです。