制約条件のない仕事はない、そして行政にも必ず制約条件がある
財政の規律を優先すべきである、と語ると必ず反論があります。
「長期的な視点で考えるべき行政の仕事においては、一時的な財政事情でそのあり方が左右されてはならない」というものです。逆の意味でいつもピピッと来てしまいます。
もう、聞き飽きた言葉なんですが、やはりどこでも当たり前のように出てきます。
あらためて、私の方向性を申し上げておくと「制約条件のない仕事はない」ということです。
予算の制約があり、時間の制約がある。法的な制約もあるでしょう。枠内で最大限の良い仕事をするのがプロだと思います。
本当に必要な事業なら、一旦縮小しても財政にゆとりが出来れば復活するでしょう。
いつも必要なのは例外のない見直しであり、改善である、そう思っています。