朝の街頭演説~税条例の専決処分の問題 | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

朝の街頭演説~税条例の専決処分の問題

11日朝の街頭演説では税条例改正の取り扱いについてお話をさせていただきました。


税条例は3月末の地方税法改正後、即刻改正しなければ次年度の課税ができないため、「専決処分」という制度を使って市長が改正し、議会は次の議会でこれを追認しています。

時間がないので仕方がない、という状況ならば、専決が使えることになっいるためです。

よって、議論は事後的になり、何より税金の決定という民主主義の根幹をなす部分を議決を行う場所である議会ではなく、執行責任者である市長がある意味独断で行うという問題が生じます。

大切な意思決定は議会が行い、その決定に基づいて市長が執行するというタテマエすらおろそかになっているというのが現実なのです。

ただし、これまでその解決策が見えず私も手をこまねいていました。

(ある議員はいつも「問題だ」とおっしゃっていたし、私も同感だったのですが・・・。)

しかし、先般の片山善博さんの講演を聞いて、「鳥取県議会では3月議会で国の地方税法改正案でとりあえず議論している」ということを知り、この方法を提案しようと思い立ちました。

このあたりの話を街頭演説のテーマとさせていただきました。

今後、議会の場で俎上に上げて行きます。