そのまんま知事は機能するか~ポイントは役人のブリーフィングという名の洗脳からの脱出
そのまんま東さんが宮崎県知事選挙で勝利しました。
今回の宮崎県民の選択は「官僚がトップではアカン」という趣旨の意思表示と取りたいですね。
既成勢力の一角である、官僚では思い切った改革は困難だと県民が考えたのだと思います。
ただ、青島都知事(故人に失礼だが)ではないですが、本人に自ら学び、判断する力がなければあっという間に役人に取り込まれ、洗脳されるのが首長です。
洗脳の仕組みはこうです。首長は毎日の職員の大量の報告を受けます。また、さまざまなことを「教えてもらいます」。毎日役人の言葉のシャワーの洗礼を受けるわけです。ここで、役所の常識に染められていくのです。
相当有能な人でもここで洗脳されてしまうのが通例です。 何しろ周囲は基本的に役人ばかりです。
そもそも世の基本書と言われる社会科学書にすら、通説と言われる官庁解釈が溢れています。財政学のテキストなんかは日本人の書いたものではまともな勉強は不可欠なぐらい汚れた情報で溢れているのが現実。 もっとも、そんな学問の世界の成果物である専門書ですら、役所の人々よりは世間よりの情報を与えてくれるものです。恐るべきことに、首長にはこの、専門書で勉強するような時間のゆとりがありません。
このように、首長というものは役所の洗脳により、あっという間に世間の常識と隔離されるリスクのある椅子なのです。
そんななか、自ら主体的に情報を取捨選択し、組み立てる能力が首長には不可欠です。彼の能力を私は知りませんが、よほどの能力を持つ高潔なブレーンと本人の絶えざる意識の確認が必要だろうと思います。
しばらく目が離せません。