とにかくメーカーより早く現場に行き証拠を押さえろ | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

とにかくメーカーより早く現場に行き証拠を押さえろ

ある自治体の消費者行政のプロに聞きました。

とある一流メーカーの製品に事故があった時のこと。

その消費生活担当者が消費者の苦情を受けてメーカーに問い合わせをしたところ、当初そのメーカーの対応はけんもほろろだったそうです。

しかし、その担当者は過去の経験から、先に証拠品を抑え、国民生活センターにその製品の検査を依頼したそうです。

その事実をメーカーに伝えたとき、そのメーカーは即刻、担当者を詫びによこしたそうです。

つまり、動かしがたい証拠を相手に握られたため、即刻白旗を揚げたのです。

これは潔い対応といえばそうなのですが、その担当者によると、実はこのようなケースでメーカーに証拠を先に回収されたときは、しばしば証拠は隠滅されるそうです。

このようなケースはしばしばあるようです。

その担当者の言葉、大切なので赤字でお知らせします。

「とにかくメーカーより早く現場に行き、早く証拠を押さえろ」