議会改革~『議会だより』の改革 | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

議会改革~『議会だより』の改革

正直、議会改革については一期目は手付かずでした。

これは二人会派の中で、相方の議員が議会運営委員だったということから、直接の発言機会がなかったことに拠るところが大きいです。

さて、中でももっとも疑問だったのは、議会だよりにおける議案の賛否の表が会派ごとになっているということ。

つまり、各議員がどの議案に賛成し、どの議案に反対したかが一部不明確になっているということです

(ちなみに、他市ではどうかというと、議案の賛否を全て示す議会もあれば、一切掲載しない議会もあります。一般質問の質問者を明らかにしない埼玉県議会のような議会は情報公開という点では論外ですね。)

会派で賛否が一致するのが原則だというのが政党を中心とする一部議員の見解ですが、実態として時々賛否が分かれるのだから、やはり誰が賛成で誰が反対かは示さなければなりません。

賛否の結果を示さないと、有権者は議員の行動で議員の有用性を判断できません。

そういうなかで、口コミで嘘のうわさを流して市民を騙す議員が出てきます。

実態として和光市でもそういう悪口議員がおり、現実的に騙される市民がいます。

やはり、複数の議員がチェックできる議会だより(それですら編集方針には私は大きな疑問を抱いています)の充実は、市民の選ぶ権利、選ぶ自由を保障するためには欠かせない重要なツールであると考えます。

議員定数削減ができれば、それで浮いた金額の一部を議会だよりの拡充に充てられれば、と思っています。