無借金経営企業の内部統制
今日は昼過ぎまで議会で他の議員の一般質問を聞き、その後は都内で以前からお世話になっている会計士さんと打ち合わせ。
話の中で興味深かったのは、無借金経営の会社が意外に危ないという話。
日本の会社は従来から金融機関のうるさいチェックを受けてきました。
それが、中小企業では税理士と並んで数少ない第三者の目だったわけですが、無借金経営だと金融機関のチェックがないため、経営者の暴走にブレーキをかけるのが手遅れになるのだという話でした。
どのような団体も、第三者の目とチェックが欠かせないわけですが、自治体に関しては議会という第三者が十分に機能を発揮できないというのがありがちなパターンです。典型が夕張市でした。
その他企業のファイナンスの話などいろいろと話をしたのですが、企画に関する話なので秘密というか省略。
こういう刺激を受ける機会があることをいつも感謝しています。自治体がらみの仕事だけやっていると脳みそがどうしても硬直化してしまいますので。