行田市教育委員会で「愛国心評価」の真相を調査 | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

行田市教育委員会で「愛国心評価」の真相を調査

愛国心評価等についてうかがってきました。
14年度からこの表記が入ったとのことです。
いろいろうかがったのですが、非公式の訪問なのでここでは控えます。

とりあえず、通知表の現物を見てきました。

自国を愛し」というのが行田市の通知表のポイントです。日本人は日本を、フィリピン人はフィリピンを、ルーマニア人はルーマニアを理解し、愛しているか、ということですね。

何らかの評価はされるものの、テレビが煽ったような「君が代を歌うから高評価」というのはありえなと確信しました。なにしろ、「自国を愛し」なのです。また、現場で実際に評価されるのは国際理解などの部分なのだということでした。

さて、T越S太郎氏らテレビ関係者は内心の自由を振りかざし、旧軍の映像を流しながら煽ったのですが、攻撃の矛先が違うのではないかと思います。行田市では学習指導要領の趣旨を分析し、行田市なりに解釈してあのように表現したわけです。別に行田市を特段かばうつもりはないですが。
一方の学習指導要領は「国を愛し」となっており、むしろこれは地の文脈上、日本国を愛し、というニュアンスが強いと思います。「硝煙のにおい(T越氏談)」がするならこっちでしょうね。

行田のケースは学習指導要領に忠実に従いつつも独自の価値判断を行った結果だったと思います。文部科学省を叩かずに、ニュアンスを改善して使った行田市教育委員会を叩いたのはなぜなのでしょうね。T越氏にもI瀬N樹氏のように「内側のおいしいクラブ」に入れてもらいたい願望でもあるのか、勘ぐったら叱られます?