障がい者の作業所「さつき苑」のおまつりに行く
市内の障がい者作業所(兼障害者デイケア施設)「さつき苑 」の年に一度のおまつりに行ってきました。
さつき苑は、障がい者がさまざまな企業の下請けなどの作業を行い、収入を得、あるいは社会でできるだけ自立して生きるための訓練をすることで、障害者がマイペースで社会と関わっていくための礎を築くための施設です。
まつりには毎年行っているのですが今日は私の子供が「マツケンサンバ」を学童保育のみんなで踊るというのでそれも楽しみに行きました。
このまつりは普通のまつりと違っていろいろな出店が非常に安く、今日だけは私も「好きなものを食べな」と子供に伝え、子供はかなり喜びました。
いつも手作り感あふれるおまつりで、私は純粋に楽しんでいます。
さて、このまつりですが、いつも来ている人々以外をどう取り込むかが課題ではないかと思います。
和光市も、計画類などさまざまな場面でノーマライゼーション(人々が分け隔てなく生きる社会にすること)を訴えています。しかし、障がい者とその他の方々がわけ隔てなく共に生きる社会を作りたいのなら、解決すべき課題はたくさんあります。たとえばこのような機会を利用して、いろいろな子供たの心が柔軟なうちに障がい者を理解してもらい、あるいはどこにでもいる普通の存在として慣れておいてもらうことが非常に大切です。
よって、もっと大々的な広報ができないかというのが今日最大の感想でした。
なにしろ、子連れには最高の行事ですから。あるいは子連れターゲットの広報として学校に告知してもらうとか・・・そのあたりを強調するのがいいのかもしれません。