ある大学の先生との会話~学力低下、やっぱり凄いそうな・・・・ | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

ある大学の先生との会話~学力低下、やっぱり凄いそうな・・・・

今日は某中堅私大の理系学部で物理を教える先生と話をしたのですが、先生いわく「学生を見ていて不安になったから塾に子どもを入れました」。

特に、新課程の子どもが入ってきて、そのレベルの低さに驚いたそうです。

とにかく学んでいる科目が少なく、入試の科目も少なく、しかもAO入試なんて学力低下装置があるので、結果的に中学高校時代の学習が身についていない子どもが非常に多いようです。(最高記録は小学三年生並み。)

とくに、反復練習の時間が犠牲になっているので、学力が比較的ましな子どもでもどんどん内容を忘れてしまうとか。

先生に言わせると、学力低下の三種の神器は「AO入試」「選択科目」「新課程」で、「少子化による競争の緩和」も大きいようです。

また、元の同級生で一流とされる大学の先生になった人も、その一流大学なりの学力低下を実感しているようです。

大学の理系の学生に大学の授業を行うことの無意味さを知ったその先生は、まず補講を行って学生たちの学力を確認し、躓いたところまでもどっての理解を始めているとのこと。です。