インターネット公売について、決算委員会で議論
今日は決算委員会でした。
徴税関係のところなどを審査しました。
私はできれば決算での議論を役所の業務改善につなげて行きたいと思っており、いろいろと追及だけでなく、提案とかあるいは議論をしています。
今日はインターネット公売について提案しました。
市民税などを滞納している人というのはさしたる資産がなく、以前は電話加入権を差し押さえていたのですかこれが不可能になり、次の手が必要になっています。
そこで活用されているのが動産(財布とか電気製品とか・・・・)を差し押さえてネットで公売するという方法です。
正直、どの自治体もせいぜい数十万単位の金額しか売れないのですが、「ええっ、ヴィトンの財布まで差し押さえ?」という心理的な圧迫要因はあるようで、間接的なプラス要因になっているのではないかと言われています。
和光市はここ数年、収納率は上がっているのですが、検討してみてはいかがか、という提案をしました。
ちなみに、役所の職員というのはこちらが考えるようなことは自分で考えたり、研修で勉強してきたりして知っているし、あるいは上司に提案しているケースもたくさんあるのです。何しろプロですから。ただ、新しい取り組みについては上司がそのまた上司に、という過程で消えてしまうらしく、議員が提案すると喜んで進めてくれるケースも多々あります。
「役所の職員の意見や具申を上司にまた上司へとつなげていく仕組み」づくりの必要性については最近痛感しています。実現に向けていろいろと調べているところです。
さて、この件も担当者は当然承知のことだったのですが、こういう意見がどういう風に繋がっていくのかある意味楽しみ、ある意味不安というところです。