今度は小学校の卒業式~儀式の多いシーズンです
今日は地元小学校の卒業式。
地域の団地が高齢化のため、卒業生はたったの35名という小さな学校です。
子どもたちは1人ずつゆっくりと壇上に上がり、自分の夢を一言で語ってから卒業証書を受け取ります。
私はこの卒業式が大好きです。
一人ひとりの夢、そして、それを語るときのはにかんだような表情・・・・。
今日一番多かったのは、プロ野球選手。男子15名のうち、なんと5名がプロ野球志望。昔に戻ったような気がしました。(WBCで日本チームが優勝した時期なので、納得は納得なのですが・・・・。次はサッカーチームの活躍に期待したいですね。)
一方でサッカーは1人。
他に科学者2人(設計士を入れれば3人)、保育士2人などなど。
テニス、バスケ、バレエ等の選手などが夢という卒業生も。
定番の医師、看護師はゼロでした。
また、毎年、具体的な職業でない夢を語る卒業生もいます。今年はボランティアで活躍したいと語る卒業生もいました。(私は人生の夢は職業に束縛される必要はないと思っています。人生は職業だけではないですから。)
とにかく、議員というのは卒業式においてある種のお邪魔虫、招かれざる客ですが、それでも子どもたちの輝く前途を思うと明るい気分になりました。
校庭の桜はもう、いっぱいいっぱいのつぼみでした。
桜は入学ではなく卒業の花、という時代が来るのでしょうか。
ちなみに、登山家の野口健さんを例に、あきらめないことの大切さを語った校長先生のお話が印象的でした。