長老去る~12月定例会は長老議員の引退で幕を閉じました | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

長老去る~12月定例会は長老議員の引退で幕を閉じました

大和町会議員から通算7期にわたって長老議員Hさんの辞表が今朝、議長に届きました。

ここ一年ほど、体調不良だったのですが、とうとう引退を決意されたものです。

昭和6年生まれ、35歳で公団住宅から市議に当選、以来4年の議長職を含め永年議員として活躍され、一時は自民党の大物県議に挑戦して惜敗するなど話題の多い方だったそうです。

東京外環道や地下鉄有楽町線が和光に来るときには大活躍されたと聞きます。

また、上田清司埼玉県知事が文字通りゼロから衆議院議員選挙に立候補したとき、和光市議会議員で最初に彼の応援を始めたのもHさんだったとうかがいます。地域の活動でも賛否両論、話題に上る方だったようです。

(そういえば、「とにかく悪評でも話題になる議員になれ」とアドバイスを下さった先輩地方議員の方がいました。)

もっとも、私が当選した2年前には既に飄々とした長老という感じで、私にはいつも「ガンバッテ!」と声をかけてくださいました。

和光市議会の歴史とも言えるHさんの引退、今日はその「送る会」を終えて先ほど帰宅しました。

私が和光市議会を去るのがいつなのか、それは分かりませんが、彼ほど長く市議を続ける人は今後あまりないでしょう。それは、時代が許さないと思います。

ただ、私が市議会を去るときにも惜しまれて去りたいものです。

まあ、「あいつがいなくなって清々した」といわれるほどうるさい議員という将来像も一つの選択肢ですが。