拉致問題の集会が地元であったので顔を出してきました~もっと世論の注目を | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

拉致問題の集会が地元であったので顔を出してきました~もっと世論の注目を

今日は地元朝霞台(隣の隣の駅)で拉致問題の集会があり、家族会の増元照明さんと救う会の佐藤勝巳さんのお話をうかがってきました。(私の地元の朝霞地区には、拉致問題について本当に熱心な地方議員がいて、頭が下がります。)

私が子どものころ、故郷兵庫では、日本海側のビーチには少人数で行ってはならない、なぜなら誘拐されるから、という都市伝説めいたうわさがありました。後日、事実と知って本当に驚愕した記憶があります。さて、本題です。

 

①増元さんの話

身内に危険が及ぶリスクはあるけれど、がんばらないと、拉致被害者はもう生きて両親に会えない。郵政民営化より大切な国の基本たる、国民を守ることを何とかしろよ・・・・・。

(拉致のショックからある程度現実に戻るのに2年かかったそうです。)

 

②佐藤さんの話

政府がより厳しい対応をすると言っておいて何もやらないのは何事か、また、経済制裁は無意味であるという意見があまりにずさんでひどい。経済制裁は効き目がある。なぜなら、北朝鮮軍の車両の65パーセントが日本のもの・・・・。そして、アメリカ頼みもいい加減にしろ。アメリカはアメリカの利害で動んだよ・・・・・

(なお、朝鮮総連はかなり弱ってきているとのことでした。佐藤氏の談によると、民族学校の弱体化と経済基盤の弱体化が進行しており、関連の不動産が競売に出たりしているようです。)

 

③やはり国民の注目がポイント

詳しい話は、後日余裕があればここにも掲載するかもしれません。

一つ言えるのは、いまの国民の無関心があまりに残酷だということです(だからこそ、私も拉致問題の青バッジをつけてうろうろしているわけです)。最近ニュースでもほとんど紹介されません。

一方で、たまたま拉致された日本人が、いまも苦しんでいます。家族会の皆さんはこれから年内いっぱいにかけて、国民世論を盛り上げて生きたいと決意されています。

興味を持つこと、そして、拉致問題の解決は日本の安全保障の問題と密接に関係しており、ここですら日本が独自に動けなければ、国家としてどうしようもないということ、これは意識していただきたいなと思います。

また、各地の行事には、もし余裕があれば参加して、拉致被害者家族の悲痛な声を生で聞いていただきたいなと思います。経済制裁はすくなくとも、やっちゃう覚悟を持ち、カードとしてしっかりと見せる必要があると思います。もちろん、抜く覚悟の刀です。

なお、こういった集会では必ず、北朝鮮の新しい事情も聞けますので、それだけでも行って損はないですので、ぜひ一度はお運びください。

(救う会HPはhttp://www.sukuukai.jp )

 

④総書記の食卓のマグロ

自国民も取り返せない総理の斜陽の経済大国日本。レバノンは拉致被害者を1年で取り返したのに。

 

最後に耳寄りな小ネタを。佐藤さんの話によると、毎週二回、火曜と土曜に築地のマグロが北京経由で平壌に行っているとのことです。そして、総書記の食卓をにぎわしているとのこと。経済制裁で、このマグロを止められるそうです。

 

終わった後に、その場にいた若手議員等で食事に行きました。

しらふでも熱く語れる貴重な仲間たちです。