「諭旨免職」とは退職金のもらえる自主退職の意 | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

「諭旨免職」とは退職金のもらえる自主退職の意

「経産省前室長を「裏金」で告発

 経済産業省の裏金問題で、全国市民オンブズマン連絡会議(事務局・名古屋市)は11日、裏金を流用し株取引にあてたとして、******・前官房企画室長(48)(諭旨免職)について、業務上横領容疑で東京地検に告発状を提出した。

 同省の調査によると、***室長は、同省の外郭団体「産業研究所」の委託研究費の残余金約2900万円を預金した通帳を前任者から引き継ぎ、管理していたが、2004年4月、約2400万円を引き出し、カネボウ株などを購入した。告発状は、約2400万円の流用について、業務上横領に当たるとしている。

 ***室長は流用の発覚後、流用金と株式運用益計約2600万円を返還した。政府は今年7月、前室長について、「告発に足りる事実が認められない」として、刑事告発しない方針を表明している。(読売新聞) - 811日」

出ましたね。諭旨免職。これ、皆さん懲罰だと思うでしょう。本当?わいせつ教員事件でもよく諭旨免職があるますが、諭旨免職については下記の通り。

「諭旨免職とは、一般に、重大な非違行為を行った職員を諭し、当該職員に辞職の申出を求めこれを承認するという一連の行為をいうものであり、国家公務員法(昭和二十二年法律第百二十号)及び人事院規則に規定されている用語ではなく、国家公務員制度上は、人事院規則八-一二(職員の任免)第七十三条の規定による職員からの申出による辞職の承認に分類されるものである。」(下記の長妻議員の質問趣意書参照。まあ味わってくださいな)

http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a162096.htm

要は、自主退職なんですよ。自主退職。そして、実は記録にも残りません(質問趣意書の答弁の最後参照)

http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b162096.htm

 

諭旨免職とは免職でもなんでもない自主的な退職扱いなのです