財投資金なら115億どぶに捨てても痛みを感じないか?~新おがさわら丸、結局断念
想定の範囲ながら、腹立たしい記事を発見。
「小笠原航路の世界最高速客船、燃料高騰で就航断念
国策として約115億円を投じて開発・建造された世界最高速の大型客船「テクノスーパーライナー(TSL)」について、国土交通省と東京都は、今年11月に予定していた小笠原航路(東京~父島)への就航を断念する方針を固めた。(読売新聞)」
しかも、同記事には「廃船となる」との文字も。
まさか捨てるの?(捨てるんです!)
もともと原油高など大筋として予想していたはずだし、それが想像以上に上がったと小笠原海運がごね始めたのも予想通りでしょう。何しろ補助金漬けの会社ですから。
そもそも父島まで25時間が15時間になるなんて「おいおいあまり意味がないぞ」と思っていましたが。
一つ幸いなのは、観光客の激増で破壊が懸念されていた小笠原の自然は当分守られた、という話なのかもしれません。