自分の考えどおりにこちらが動かないと怒ってしまう有権者がいるわけですが・・・
①意見が合わないと怒る人々
議員になって応対に困るのが、いろいろと提案してくださるのだけれど、提案どおりに動かないと怒る人です。その方と私では意見は異なる場合もあるし、全部が全部同じ意見で思い通り、というのはありえないわけです。
ところが、自分と意見が異なると、「議会の役割が分かっていない」「期待はずれ」などと強くおっしゃる、そういう人が少なからずいます。「そうお感じになるなら、議会の役割がお分かりのあなたがお出になったらいかがですか?」とのど元まで出そうになります。現に、私は全ての市議について満足できないと思ったこと、そして私なら違う視点を提示できると考えたことから選挙に出ました。政治とはそういうものだと思います。
②意見はいろいろあって当然
私は信念を持ってやっているし、他人の意見の影響を大幅に受けることは少ないのですが、意見が合わないこと自体は問題だとは思いません。政治は結局お金と権力の配分ですから、資源が有限(地球の容量には限界があるということ)である以上、全員が満足というのは確率としてゼロですから。
③とりあえず、十分に自分の目で調べて~「お前も踊れ」は勘弁してください
マスコミや特定の政党・議員などに煽られて思い込みを持っていろいろと話をされる方がいます。出版社にいた一人として申し上げたいのは、マスコミ情報は全て加工済みの二次情報であり、特定の意図が紛れ込んでいる場合が多いということです。報道しないということすら、情報の操作です。ましてや、政党・議員の情報なんてマスコミ以下の平衡感覚で流されています。
で、思い込みでいろいろとおっしゃられると、もう、意見は平行線です。
世の中には自分の都合の良い情報以外は改竄して流す輩がいます。踊らされるのは自由ですが、「お前も踊れ」は勘弁して欲しいです。自分で調べて納得がいくように行動したいと思っていますし、世の中の人々にもそれを望んでいます。
世の中、狼だらけですよ。
なお、人が騙されるのは自由ですが、私に同調を強要しないでください。