団地ネコが負傷~殺伐としている世の中に何をすべきか | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

団地ネコが負傷~殺伐としている世の中に何をすべきか

団地に野良猫が住みついています。

残念ながらエサをやる人がいて住み着いているのですが、ネコ嫌いの人が犬をけしかけたり、結構受難の多いネコなのです。(エサをやるならせめて、自分で金を出して不妊手術をしてやってください。野良猫として苦しむのは一代限りにしてやって欲しいです)

今日見たら、尻尾が切れて血を流していました。理由は不明です。

 

これまでのいろいろな経緯からすると、人為的な理由で負傷した可能性はかなりあります。

 

ネコも怪我をしたら痛い」そんなことが分からない人のいる、殺伐とした世の中にため息が出ます。痛かったろうな、と思うと本当に私の心も痛みます。

 

最近、青少年の健全育成(←嫌な言葉です。自分が中学生なら「大人の社会の方がよっぽど不健全だよ」と言うことでしょう。)をテーマとした話し合いの中でも、大人もヤバイ、という話になります。

 

動物の痛みを感じない人は、他人の痛みを感じない人じゃないでしょうか。

 

私は自由主義の原点である、他人(動物も含む)の自由を尊重していくしかないのかな、と感じています。議員ができることは、それを語り続けるしかないのかもしれないと。

 

最後に申し上げておきますが、私は犬派でもネコ派でもありませんし、動物も飼育していません。ペットについては中立ですので、ご理解のほどを。

 

追記:かのネコ君は後日、交通事故死と思われる負傷で死去しました。団地のやさしい主婦が獣医さんに連れて行き、そこで息を引き取ったそうです。(2006/2)