傷だらけの天使 第4話「港町に男涙のブルースを 」池部良さんがなんかかっこいい。 | ご存じ無いかもしれませんが、恋愛小説家です。

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  傷だらけの天使 第4話「港町に男涙のブルースを」

 

修は冷凍エビの抜け荷の調査でさる港町に行く。そこで知り合った女性とSEXしていたら、部屋にヤクザが乗り込んできて、修は命からがら逃げる。

 なぜか途中で自転車に乗って、海に突っ込むんですが。鴨川グランドホテルのマイクロバスの横にあったんでしょうね。自転車。あそこを隠すのにイヌかなんかの頭を股間につけてるのが面白いけど。

 海になんで飛び込んだか分からないけど、次は革ジャンを着て、バーに入る。そこには着流しの男が座っている。池部良さん。

 修のすぐ後でスーツ姿の男も並んでカウンターに座る。

すると修の隣に着流しの男が着て絡んでくる。修の顔をずっと触りまくっている。

修は酒臭いから嫌がってるんですが。

男は後から入ってきた二人の男は殺し屋だと告げる。

 修がそんな訳ないというが、男は修を二人の男に放り投げる。修は二人に謝ってまた、男の隣に座る。

そして、金を払えと言う。でも、修は請求書を送ってくれという。慌てて逃げたからお金はない。

その時、カウンターの男が修が二人の周りを嗅ぎまわっていると言って殴りかかってくる。

着流しの男は修を助けて、自分が経営しているヌードスタジオ(ヌードの女性がいて、その写真を時間幾らか払って撮らせてもらう場所らしい。)に連れて行く。

そこにはアケミというモデルの女性がいた。

着流しの男はカジシュンスケという名前だとアケミに教えられる。

アケミは何故か修に気のある態度をとる。

この回、なぜか修が竹竿で棒飛びするシーンが何回かある。演歌歌いながら。

修はヌードスタジオから享に電話して、金を持って来いと言う。

カジは修がエビの抜け荷を調べていることをなぜか知っている。

修が何か知ってるなら教えてくれと言うが、金をくれないと教えないと言う。

仕方ないから修は自分で魚市場を回って情報を得ようとするが、そこでスーツ姿の二人の男にまた出会って走って逃げることに。

 逃げているとなぜかアケミが現れてボロイ廃工場に誘い込んで助けてくれた。

アケミはなぜか修を気に入ってくれて、色仕掛けをしてくるが、修が応じようとするとなぜか断る。

 修がヌードスタジオに戻ると享が呼び込みしている。

修の借金のカタに働かされているという。

 実はその時、ヌードスタジオで辰巳がアケミの写真を撮っていた。

辰巳と修が仕事の話をしていると、カジがなぜかそこにいて、冷凍エビの船に麻薬を積んで、日本の港に荷揚げする前に麻薬だけ抜いているんじゃないかと指摘する。

 辰巳はその話を聞いて、否定しなかった。修はエビの抜け荷だと思っていたので麻薬のことは聞かされていなかった。

次に冷凍エビを運んだ船が来るのは1日後だと辰巳に告げられ、調査を急げと即される。

ヌードスタジオでカジは修が殺し屋に目をつけられているなら、真相に近づいていると言うことだから、逆に相手を尾行したら真相を突き止められると言う。

カジは修に手りゅう弾を見せる。武器として持って行けということらしい。修に相手のアジトに乗り込む根性はあるのかというが。

修も享もしり込みしている。

享はカジのところを出て行こうと言うが、砂浜で修はカジのところから持ってきた手りゅう弾を爆破させる。

本物やん。

 また、竹ざおで棒高跳びする修。

修はカジのところに行くと、手りゅう弾を持ち出す。

修が出て行った後、アケミはなんでカジ行かせたんだと責めるが、カジは大丈夫だと言う。

手りゅう弾はおもちゃだと言う。

でも、さっき爆発していたよね。

 修はまた例のバーに行く。するとまた背広の男が二人入ってきた。

修は手りゅう弾で脅して、誰に命令されて自分を追いかけているのかと聞く。

が、もみ合ってるうちに手りゅう弾のピンを外してしまう。

 

でも、爆発しない。そこに酔っぱらったカジが入ってきて、背広の男二人を椅子で殴りつける。

辰巳は鴨川グランドホテルのプールで修としゃべった後、プールを後にしようとするとそこに綾部事務所の浅川京子がやってきた。今度の依頼の依頼主の調査報告書を持ってきた。

中興水産が依頼主。冷凍エビを輸入している会社だが、エビだけなのに収益が上がり過ぎている。

これは麻薬の密輸で上げた収益が相当あると予想できる。どうやら、依頼主の中興水産、柳田が麻薬の密輸をやっているらしい。

 町にチンドン屋が。その蓆を修と享が歩いている。享はカジと修が仲良くし過ぎていると警告する。

その時、駄菓子屋の前で腕に刺青がある女がラムネを飲んでいるのを見つける。

この刺青は最初に修がSEXしていた女性にあった刺青。

修は女を問い詰める。

 最初に修をはめたのはカジだと女は白状した。

修はヌードスタジオの前でカジを待ち伏せると何故騙したんだとぼこぼこに殴りつける。

アケミが間に入って止める。

カジは戦争中に自分が従軍カメラマンとして、ある島の守備隊と一緒にいた話をした。そこの隊長が柳田中尉

撤退命令が出たが、島なのでそう簡単には逃げられない。周りは海。モーターボート1台だけあったが、何人も乗れない。

ある夜、柳田が一人モーターボートに乗って逃げてしまった。

残された兵隊は後のアメリカ軍の攻撃でカジ以外全員死んでしまった。

3年前に柳田が冷凍エビに絡んで密輸をやっていることを知ったカジは、柳田がどこまで根性が腐ったやつなんだと我慢できなくなった。

 修とカジは冷凍エビの船から麻薬を受け取って、柳田に連絡する。取引しろということでしょうね。

柳田は辰巳に調査の中止を通告した。

小舟の上で柳田を待つ、カジと修。柳田がモーターボートでやってくると、カジは柳田に軍があなたに出した玉砕命令は続いていると言う。

カジはここからは一人でやると修を海に叩き落す。その後、火事にライフルで撃たれてしまう。

修は船によじ登って、カジを問いかける。カジは手りゅう弾を投げようとしたが、ピンがさび付いて抜けなかったらしい。

柳田はカジが死んだと思って、ボートを近づけて乗り移ろうとするが、カジが軍刀を抜いて柳田を刺し殺す。

21人の恨みだと言って。

バックに三味線がずっと流れてるんだけど、なんか聞いたことある曲だと思ったら、君が代なんですよね。

途中でバンド演奏の君が代に変ります。

カジは死ぬ間際に修に自分と修は戦友だと言う。

ヌードスタジオではアケミが首を吊って死んでいた。

修はそのことを後にあの刺青の女に聞いて知る。

 

 昔はこういう太平洋戦争に行った人の話って結構ドラマになってたけど、もう傷だらけの天使から50年も経つとそう言う話も無いよなぁ。この頃は戦争が終わってまだ30年だもんなぁ思えば。