週刊文春に「宝塚『闇の金』」という記事が載りました。有愛きいさんが自殺された件の追及連載その13です。
ダウンタウン松本さんの件をこの週載せたので、次回からはそっちの追及に変わるのかなぁ?と思いつつ。
前回は演出家の小池修一郎さんがセクハラ・パワハラしていたという記事でした。が、その記事を見た演劇関係者が、お金の問題は書かないのかと言ってきたそうです。小池先生がLINEで脱税だって書かれると言っていたそうで。
人に隠し事をできないタイプらしいです。小池さん。
宝塚の個人ファンクラブに入ると、いろいろと特典がつくのですが、一番の売りはチケットが入手しやすくなること。それも両席が。STU48のファンクラブに入っているといい席が当たるみたいなやつですね。
さる宙組の方のファンクラブは入会金が2000円で、年会費が8000円。一瞬高いのかなぁ?と思ったら、月に700円しないんだから、普通ですか。
ファンクラブは各個人で運営していることになっているのですが、席は宝塚歌劇団から割り当てられるそうです。
そのファンクラブの申込用紙氏「お花代、SS席1枚につき1万円以上、S席1枚につき3000円以上」と書いてあるそうです。
お花代ってのはお礼の気持ちとして、お金を渡すものなので、普通は値段設定は無いのですが、この人のファンクラブでは金額設定があります。それもかなり高いようです。
しかも強制的に1万円取るファンクラブは他にはないようです。特殊な人なんですね。この方。
相場としてはお花代は3000円だそうです。
このお花代が、年間になると結構な額になるのです。1千万単位。
だから、このお花代は脱税の温床と言われていて、2019年にはさる元トップスターの母親が、FCの運営によって得た1億円以上のお金を申告しないで、脱税で捕まったそうです。
ご祝儀のお祝いだとしても、ファンからお金を受け取ってるなら、非課税にはならないそうです。
このお花代、公演が中止になったら、返金するところと、しないところがあるそうです。
どうして、こんなにお金を稼ぎたかるのかというと、宝塚は退団する時にお金がかかるそうです。
卒業のブーケとか、フェアウェルパーティーとか生徒の自腹なのだそうです。
文春が宝塚歌劇団にお花代について質問したところ、公式なファンクラブは宝塚友の会だけで、それ以外の団体については答えられないとのこと。
その割には劇団は各個人ファンクラブに大量のチケットノルマを課してます。そうじゃないと良席が手に入るわけがない。
宝塚歌劇団は個人ファンクラブを利用して、チケットを売って、儲けているのに知りませんと言っている。
このお花代に目を付けたのが、演出家の小池修一郎先生だと文春は書きます。
実は小池先生にもファンクラブがある。
これは、秘密裏の組織だそうで、セレブしか入れないそうです。
そのファンクラブにトップスターを呼んで、食事会をやったりもしているのだとか。
だから、小池はコバンザメ・イケコと言われる。
小池先生はトップスターのタニマチに食い込んで、良席を取り次いで、お花代を受け取っているというんどえす。
宝塚歌劇団に小池先生のファンクラブについて聞くと、そんなものは無いと否定されました。
ただ、花代の授受については特に否定せずに、小池先生が税理士と相談して申告していると回答した。
実はお金の問題はお花代だけじゃないそうです。
実は袖の下が飛んでいるというのです。
小池先生は力がある演出家だから、先生の力があればトップスターは無理にしても、いい役につけてもらうことは可能だというのです。
10年ほど前に東京劇場支配人だった方が、さる生徒をいい役につけてもらえるように依頼しているメールを文春が入手しているらしい。その後、ある劇団幹部のところにお菓子の詰め合わせが届く。箱を開けると、お菓子の上に一万円札の束が入った封筒が乗っているというのです。
昔の政治の世界やな。菓子箱が二重底になってるとかもありそうだな。
ある劇団幹部に取材すると、その事実は認めたものの、お金は返したとのこと。ただ、小池先生は受け取ったかもと。
他人は売るんだ。この人。
その後、宝塚の親会社、阪急阪神ホールディングスの社外監査役をやっている弁護士が問題があるなんて話が書かれている。
角社長のお父さんが弁護士だったのですが、お父さんがお亡くなりになった後で、お父さんの仕事を引き継いだ阪口弁護士が社外監査役をやっているそうです。
監査する人がそんな社長と近しい人でいいのかなぁとか単純に思うけど。さらにこの弁護士さん、90歳だそうです。
大丈夫か?阪急阪神ホールデングス。