こちらは、産井・神アシアゲ跡から
階段を西側に下りて行った先にあります。
ちょうど流れがやわらかな
谷川(さくがわ:ヤーガー)があり、
その上にしっかりと
石矼(いしばし)がかかっています。
激シブですね。味がありすぎて、琉球王国時代にタイムスリップした気分になります。
本当に、石畳といい、
このプチアーチ型の石矼といい、
風情があってとてもいいですね。
樹木に囲まれて直射日光があまり届かない分、
涼しい風とあいまって、
水場ならではのひんやりした空気が流れています。
もう、マイナスイオン炸裂ですね‼
余裕で2・3時間ボーっとしていられます。
また、恩納村教育委員会の記載によると、
王国時代、水浴場でもあったらしく、
次のような琉歌が残されているようです。
琉歌
『山田谷川に 思蔵つれて浴みて
恋し語らたる 仲のあしゃぎ』
歌意
【愛しい人と共に山田谷川(ヤーガー)で
水浴びして、仲のあしゃぎ(館)で
恋を語り合いたいものだ】
色んな恋が生まれる
場所でもあったのでしょうね。
かの名将、護佐丸も幼少期から青年期は、
この地で心身を育んだのでしょう。
そう考えると、
たまらなくなってくる場所です。