こちらは、北側の大嶽に対して、

南側に位置する小嶽です。

 

崖下には開邦高校があり、

将来を担う子どもたち見守っています

 

こちらもやさしい空気が流れていて、

とても爽やかです。

 

戦後、こちら小嶽には、

大正末から終戦まで首里城内に奉られていた

「沖縄神社」遷社されています。

 

そのため、右手の拝所には

舜天王、英祖王、察度王、尚思紹王、

尚敬王、尚泰王、尚円王といった

名だたる各王様が祀られています。

 

また左手には、

『天子』という神様が祀られていて、

小嶽一帯守護されています。

つまり、神代三代の次の世代、

子の御世(ニーヌウユー)の時代の

神代だと考えられます。

 

さらに、こちらはアマミクムイ

(アマングシク)の1つでもあるので、

琉球開闢の創世神である母神様、

アマミキヨ(アマミク)

天から降臨したとされる

久高島と斎場(セーファー)御嶽

の方角を向いて、

遥拝所が2カ所築かれています。

 

きちんと連携されていますね。

さすがです

 

大嶽もすばらしいですが、

こちらの小嶽しっかりと

神域をサポートされていますので、

弁ヶ岳は、

つくづくシジダカサイジーチ

(霊力の高い地敷)痛感しました。

 

だからこそ、

沖縄戦の戦禍にもめげず残されたのでしょう。

So great‼‼‼