不満なのはセルフジャッジというシステムである。

審判がついても理不尽なことは起こるし、

職場で会う若い子たちはみな、

「覆せないことや変えられないことは忘れる、

相手に1ポイントプレゼントしてあげたと思うことにしている」と言う。


こんな時、プレーヤーとしても人としてもあっぱれだ、と思う。

まだまだや、私!


でも、真剣勝負でセルフジャッジってやっぱりあり得ないと思う。

彼ら彼女らも、テニスの試合ってセルフジャッジなんだ!とびっくりする。


試合は、私だって勝ちに行くし、

勝てたら達成感で嬉しいし、自信にもつながって次のステップに進める。

でも、負けても、課題がくっきり浮き上がって今後の練習に活かせる。


ドロップもフェイントも回転ボールもなんでもルールに違反しない限りアリである。

食らいついて頭フル回転させてポイントを重ねていく姿は真のアスリートだと思う。

尊敬する。


そんな強い選手を、ズルい、と非難するのはなんなんだろう?

私にはわからない。


パリガイドでYouTuberのリョーコさんが書いた本の中に、

違いを受け入れられない人が多い、そこに経済格差が絡むと妬みになるって、書いてあった。

勝敗やポイントが絡むと、これもまた恨みになるのか。