コーチのそばにいるときはマスクをして、
シングルスだから(相手との距離が遠い)、打ちだしたらマスクを外して。
下手になっているかなあ、と思ったけど、取組中の課題は少しずつできていて。
アプローチからボレーに入る一連の動きに、無駄なバタバタした動きが多く、
「追いつめられた小動物」のよう、とはコーチの言葉。
「ゆっくり」「歩くように」、ヒットするときだけ力を入れて。
明日もレッスンしましょうか?と提案があって、喜んでお願いした。毎日でもしたい。
横では、男女混じってのレベル別シングルス試合が行われていて、
私も来月参加しようかなあと思った。
私の横で試合していたのは「中級」レベル。
私は当然、「中級」で参加すべきなのだが、「初中級」で参加するか(負けるのが嫌なのではなく、相手の練習にならないのが申し訳なくて)と言ったら、
コーチが、
「代わりに中級でエントリーしておきますね」と、ぽん、と私の背中を押した。
今の私に必要なのは、自分の硬い堅い「殻」に「かつ」こと。「勝つ」ではなく、「克つ」。
ここからは、子育て終わったおばあさんのうるさい小言だと思って読み飛ばしてください。
「自分の子どものためなら何でもしてあげたい」と言う言葉をよく聞く。
それでは、聞きたいが、子どもからの発信を読んだことがあるだろうか。
日本語ですぐに読めるものと言えば、サーシャ・バイン(大坂の元コーチです)、
「自分なんか生まれてこなければよかった、
自分がいなければ、親や兄弟はお金を使い果たすこともなく、時間を奪われることもなく、ぼくという子どものためにストレスを抱えて楽しみを台無しにされることもなく、
平穏に幸せな毎日を送っていただろう」と、自分を責めていた。(親は全財産をサーシャのために使ったけれど、サーシャはプレーヤーとしては芽が出なかった)
ブノアも同じことを何度も言っていた。
日本には、「してもらって当然」と言う子供も多いが。
そして、テニスをビジネスにするのなら(つまりプロになるのなら)、
女性は「美しく」見せ、
男性は「賢く」発言してほしい。
部活のようなウエアを着て、化粧もせず髪も整えず、脚も手も幼児のように手入れ無し。
英語も話せず、世の中のことも知らず、筋道の通った話し方もできない。
仕事の合間に楽しむ「趣味テニス」なら、ジャージの寝起き姿でいいけどね。