コート使用申し込みをするついでに、久しぶりのダブルスへ行ってきた。
私のコーチを紹介してくれたトップジュニア女子と1年ぶりに打ち合いする。そんな彼女も今年春から大学生。私の大学に来てほしかったんだけどね。

「ストロークが別人のようになりましたね。
強いボールで、私も打ち負けます」

誰のことやねん?と思ったら、

「タケさんです。
本人だけが自分の成長に気づいてないんですね」

私って、できないことしか記憶に残らないから。
良いボールが打てるようになっても勝てるようになったわけではないから。

でも、同じコーチについてずっと練習してきたから、正直なところ、彼女の指摘はうれしかった。

今月から始めた「リターンのステップイン」がうまくできないので質問してみた。
彼女は、将来コーチや先生になることを希望してるし。

「確かに難しいです。
私は気づいたら自然にステップインしてました。
だから、できるようになったら、ステップしないでリターンするのは気持ち悪いです」

って、それでは、私のような凡人にはちっとも分からん。

強い選手が良いコーチになるわけではない。

ってことを、ちょっと偉そうに伝えて、お別れしました。

私は自分の課題がしっかり見えて、
また練習していこうと、暑苦しく燃えてます。