昨日のレッスンで、バック側にショートクロスを打たれた時、

斜め前に走って、片手スライスで相手コートストレートに短く返すことができた。

 

これ、ベテランさんとシングルスをすると、いつもやられるパターン。

前に走ると、クロスにしか打てない両手バックハンド(私)。

でも、片手スライスだと外側にキレていくようなストレートも打てる。

一発カウンターで、ポイントになる。

 

アプローチでも、ストレートにスライスが打てると時間が稼げて相手を外に追い出せるので、次のボレーに余裕ができる。

 

相手がスライスを打ってきたら、

前に出てボレー返球するか(滞空時間が長いので)、

もしくは、高い打点から振り下ろすような攻撃的なスライスなら(低く速く滑ってくる)、

速いボールを同じペースで速く打とうとするのではなく、ゆっくり長くラケット面に当てるようにして前に押し出すと、低い軌道で安定して返ってくれる。

攻撃的なスライスを打つプレーヤーは、私のようなスピンボールが好きだろうけど、

私も、低いボールは好き。(ラケットダウンして順回転をかけるので)

 

身体正面に来るボールと、バック側のボールを回り込んでフォアハンドで打つことが今の私の優先課題だけど、

アプローチも今年の課題。

これがクリアできたら、次はボレーやスマッシュだから、グリップチェンジしてスライスになる。

同時にドロップショットも練習しなきゃ。

できるまでに一年はあっというまに過ぎてしまいそう。

 

レッスンから帰ってきて、録画でバーティ対ケニンの試合を見たけれど、

バーティはケニンの重いボールをスライスで返そうとしてネットミスをいっぱいしていた。

それから、前にいったんおびき出してのロブ攻撃を、ケニンは一度も上を抜かれることなくスマッシュしていた。(バーティはよく抜かれていた)

ケニンはボールをラケットのスイートスポットに当てることが上手なんだろうな、

だから、バーティの多彩なボールを嫌がることなく安定して返せていたんだと思う。

 

コーチから言われて(今さらなのかと)がっくりきた今年の課題、「ラケットの真ん中にボールを当てること」、

本当に重要なんだ。

これも、できるようになりたい。