映画「アイ・フィール・プレティ」を見た。
太めで顔に自信の無い女性がフィットネス自転車から落ちて頭を打ち、ちょっと頭がおかしくなって、
自分を超美人と勘違いする話である。
客観的にはブスのままなのに、
自分のことを美人と思いこむだけで行動が変わり、環境も変わり、チャンスがどんどん舞い込んできて、仕事の夢もかなって出世し、素敵な恋人までできてしまう。
恋人は、外見はブスでも常に前向きで自信に溢れた彼女の生き方に惚れてしまうのである。

私はこの主人公にちょっと似ている。
ブスだしデブだし頭もそんなに良くないし運動も飛び抜けてできるわけでもないのに、
でも、なんだか自分のイメージは超ポジィティブなのである。
テニスなんか、勝てたことほぼ無いのに、無限に可能性があるような気がする。
傍目から見たら「イタい」のかもしれないけど、気にしない。だってその方が人生楽しいんだもの。勘違いでもいい。

とっても楽しくて面白い映画でした。
美人が男に振られて泣くシーンも、
超金持ちセレブ社長が声にコンプレックス持ってて、人前でスピーチできないシーンも、
なんだかほのぼの、そんなもんかなあ、と思いました。
(でも、やっぱり美人も金持ちの家の子も、得してる事実はきっと変わらないだろうけど、
要は、気の持ちようだ!)