今日はアイスの日。

最初は引用、後ろは竹内睦泰の日本御菓子史!

日本のアイスクリーム発祥の地
とされる横浜・馬車道で9日、
東日本大震災の被災者支援で
募金した市民に、アイスクリームを
料で配るイベントが行われた。

主催した馬車道商店街協同組合などによると、
徳川幕府が日米修好通商条約批准のため
咸臨丸で米国に派遣した使節団の一員、
町田房蔵が開港間もない横浜市で

「米国で食べたアイスを日本でも」と再現。
「あいすくりん」の名称で、
馬車道で売り始めたのが
1869年5月9日だという。

同組合は毎年5月9日の
「アイスクリームの日」に、
市民に無料で提供してきたが、
今年は募金した人にカップ型の
「あいすくりいむ」を配った。 

いい話だね。

甘い食べ物は
人を優しくするし、
カルシウムは
人の怒りを和らげる。

デザートやお菓子は
意外と重要だ!

日本最古のお菓子は
1万2000年前に作られた
マロン・クッキーかな。

出土品の石器である
石皿に栗をおいて
すり石ですって粉にしたものを
焼いてクッキーにした。

これに縄文土器で作った
野いちごのジャムや
蜂蜜をかけて食べていたと
推定できる。

ジャムは縄文土器がないと
作れないので
世界最古のデザートとも言える。

アイスクリームに近いものは
奈良時代の牛乳を煮詰めた
<そ>と呼ばれた
ヨーグルト状のものである。
これを乾燥させた
チーズ状のものが
<醍醐>である。

「おいしさの醍醐味」
の語源である。

奈良時代には濁り酒や
須見酒(清酒)もあったので
合わせたと思われる。

日本酒とチーズは合うよね。
素敵なマリアージュ!

平安時代はかき氷が人気。
清少納言の「枕草子」にも
のっている。

南北朝時代には饅頭の
「塩瀬饅頭」が登場!
室町時代に後土御門天皇から
五七桐(天皇の紋章の一つ)を
拝領した。
徳川家康も大ファン!
(松屋・大丸・三越で買えるよ~)

室町時代にはお茶菓子が発達。

安土桃山時代には
「カステラ」が登場!
スペインのカステリャ王国で
食されていた。
織田信長やチェーザレも
食べていたかもね。
坂本龍馬は確実です!

煎餅は「たぬき煎餅」が
有名ですね。
大正天皇の皇后様の好物です。
「他に抜きんでる」から
たぬきだそうです。

果物は柿・梨・栗が中心でしたが
メロンを導入したのが
「万惣」です。
三菱財閥の農園で栽培されていました。

和菓子も和洋折衷の「清月道」を
押さえたいですね。
昭和天皇のお気に入りでした。

でもね・・・
奈良時代から宮中御用のお店があります。

それは・・・

「虎屋」の羊羹です!

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高田馬場 舟和にてソフトクリーム(芋ようかん味)