今日からブログは思考と行動をもっとバランスよくしようをテーマに連載していきます。
誰かに言われた「ひとこと」を、ずっと反芻して考えていたのに、その言葉の主はとうに忘れていた…ということ、ありませんか?
こんな風に繰り返し悩んでいた時間とエネルギーは何だったの?となることもあるのが、人間関係ですよね。
では、なぜ、相手の言葉をそこまで握りしめてしまうのでしょうか。
私のもとへ寄せられたご相談では、こうした傾向がありました。
・自分より相手のほうが正しいと思ってしまう
・自分のことを分かってくれていないと感じる
・自分の考えがないから(自信がないから)相手の言葉を鵜呑みにしてしまう
総じて、自分の中に力がないと思っているとき、誰かの言葉を採用したくなってしまうのではないでしょうか。
誰かの言葉にフォーカスして握りしめるのも、いつかどこかへ行ってしまうのに委ねるのも、私たちは選ぶことができます。
まずは、自分自身の中心にパワーを取り戻しましょう。
その昔、私の親友が病気のことで悩んでいたことがありました。
家族や親戚は手術しろって言うし、一緒に勉強しているセミナーの先生や仲間は手術するなって言うねん。
そしてな、誰も、今から選んだことについて責任は取ってくれないのも私は分かってるねん。
これを聞いたとき、多くの人は自分の正しさを伝えたいのだなと感じました。一方で、当の本人に本当の意味で寄り添っている人はいないのも感じました。
私は彼女が選んだ方を応援すると決め、そう伝えました。
この出来事から二年後に彼女は亡くなりましたが、今思い返しても、その当時の選択について本人の悔いは無かったと思います。
そう。自分の人生において、責任を取ってくれる人は外にはいません。
自分で決める。だからこそ、その責任も、喜びも、自分で創造できるのだと私は考えています。
ちょっと重い話になったかもしれませんが、どんな選択であったとしても、人の言葉に影響されすぎたり、振り回される必要はありません。(だれも責任を取ってくれないしね。)
私は探求することが好きなので、誰かに言われた言葉が手放せないときは、こんな風にセルフセラピーしています。
その言葉を握りしめることで、どんな感情を味わっているのかを見つける
その感情は、過去のどんなシーンで体験したことだったかを思い出す
その過去の出来事で傷ついたままになっていた自分を、大人の今の自分が癒す
実際のセッションでも、様々な方法を組み合わせながら、気づきをお手伝いしています。
過去のわだかまりが、現在に不具合を起こし、気づきを促します。
たとえ現在のことに取り組んだとしても、過去のわだかまりが消えていなければ、似たようなことを繰り返してしまうのです。
(もちろん、現在のことに現実的に向き合うことも大事です。)
言霊の観点からお話すると、言葉はいちど発すると、ずっとこの空間(宇宙)に漂い続けます。
人を傷つけようと意図して発した言葉は、ずっと漂い続け、いつか自分で生み出した言葉による因果を受け取ることになります。
誰かがそれをするのは、その人の人生のことで他人が手を出すことはできません。
私たちにできることは、自分の人生だけ。
だったら、自分で自分の人生をよりハッピーに感じられるように、自らの意志でハンドルを切っていきましょう。
言葉を生み出してしまう前に、エネルギーの状態で溶かしてしまえるのがベストだと私は常にお伝えしています。
反射的に言葉が出てしまう人や、考えていることと言葉が全く違ってしまう人は、まずは呼吸を整えて、言葉を丁寧に発するようにしてみましょう。
そのひと呼吸を置くだけでも、宇宙にカルマを放出しないで済むので、人生がスムースに進むようになっていきます。
次回は、頭でっかちになりすぎないようにというテーマでお届けします。
お盆の33日ヒーリング、受付中です。
既にお申込みの方から、事前ワークが届き始めています。
相手の存在を攻撃したり責めたりせず、受け入れていくことは、自分自身を無条件に愛していくことへ繋がります。
それでは、今日もこの言葉で。
愛は世界をつくる ~ Love makes the world. ~
竹内ミカの対面セッションは、22000円(90分) です。
こちらからお申込みいただけます。
セラピストプロデュースは、基本料金 33000円/回です。
ペースと内容については打ち合わせながら決めていきましょう。
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