今日からパートナーシップについてを4回かけてお話していきます。(これはパートナーだけでなく、子ども、友人など、すべての関係性において活用できることです。)
第1回目は相手を最優先にしてしまわないことということについてお話していきます。
私たちは、相手を尊重することが美徳だと教えられて育ってきました。
そうした背景もあって、自分のことを優先するという習慣がないまま大人になったという方も、少なくありません。
私の母も 「よき母」 を地でいくようなタイプだったので、その様子を見て育ちました。
私が18歳の時、英会話学校の夏季特別講習でカルチャーショックを受けました。
ディベート(討論)の時間に、自分の意見を言おうとしても、何も言葉が出てきません。この時に、まずそもそも、自分の考えが無いということに気づいたのです。
女性は台所を守るべきか?といったテーマなどをディベートするのに、考えたこともなかったので何も意見が出せません。
こうして、自分の考えはどうなのか?を問う機会によって、「私はどう思っているの?」 と考える習慣が生まれていきました。
この経験は、後に、貿易の業務に関わるなかで、大いに役立っていきました。
スピリチュアルな世界に興味を持つと、「自分はどうしたいの?」 とか、「自分はどこから来てどこへ行くのだろうか?」 と、自己探求の旅が始まります。
こうした機会を通じて、「私」 を主人公にして、文章を考え始めることができるようになっていきます。
まず相手にお伺いを立てる前に、心の中で 「私はどうしたいのか」 を考えること。
特に、パートナーシップにおいては、いつも相手だけを優先していると、自分で考えなくて済むからラクですよね。
それって、本当に相手を優先していることになっているのかな。
自分で考えないでいたら、本当の心で違和感を感じるたびに、何かがモヤっとします。気づかないふりをしているうちに、モヤっとした思いは蓄積していきます。
理由もないのに落ち込んだり、不機嫌になったりするとしたら、内なる葛藤が引き起こしているのかもしれません。
魂は、自分より誰かを優先して生きるということを願ってはいません。
相手を最優先にする前に、まずこんな風な順番で考えてみましょう。
まずは自分はどうしたいかを考えてみる
次に、全体にとってよりよいことは何かを考えてみる
相手や関係者に希望や意見を聞いてみる
自分の考えをさておき、とりあえず相手の意見から…という風にしていると、自分の心と繋がる力はいつまでも育ちません。
そして、自分の考えだけを押し通すのもまた、他者と協調していく力が育ちません。
そこで役立つのが、全体にとってよりよい道を探すという考え方です。
アドラー心理学では、判断に迷った時はより大きな集団の利益を優先すると説かれていますね。
ぜひ、この順番に、考えを書き出してみてください。
思考が整理されるのが、実感できるかと思います。
愛は世界をつくる ~ Love makes the world. ~
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セラピストプロデュースは、基本料金 33000円/回です。
ペースと内容については打ち合わせながら決めていきましょう。
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