数回かけて神様目線ということを書いてきました。
私たちは今を生きることしかできないので、「今、何を選ぶか」 によって、どんな風にでも人生を創造していくことができます。
過去の行動は変えられないけれど、「次はより良く」 と選択していくことができるのです。
たとえば、何かミスをしたとき。
・なんでこんなことをしてしまったんだろう
・次から気をつけよう
…という風に、過去を見るのか、未来を観るのかで、心の軽さや明るさが全然違います。
たとえば、何か傷つくことがあったとき、
・なんでこんな目にあったんだろう
・なぜ分かってもらえないんだろう
・相手にも何か言い分や考えがあったかもしれない
・自分も悪かったかもしれないし、次から気を付けよう
…という風に、色々な思いを抱きつつも、未来を向く考えに意識を向けていけると心が軽くなっていきます。
たとえば、何か夢が破れるようなことがあったとき、
・私の何がダメで叶わなかったんだろう
・今回は縁がなかったかもしれない
・これにも意味があったかもしれない
・もっといいことがあるかもしれない
…などなど、捉え方ひとつでも、様々な考えかたがありますね。
セルフカウンセリングの基本は、こうして、様々なパターンを考えてみることです。
セッションでは、「ただ聴いて欲しい」 という方ももちろん来られます。
聴いて欲しいという方は、これまでの経過をすべて知ってもらおうとされるので、場合によっては１時間、あるいはもっと話されることがあります。
こういうケースについては、始まって間もない頃に、「今日、お話をお聴きすることもできますし、一緒に解決の道を探していくこともできます。どうされますか？」 とお聞きします。
そうすると、「解決していきたいです」 と、方向が初めて定まることも多いです。
もちろん、「聴いて欲しいです」 との答えなら、ただただ、ずっとお話をお聴きします。
苦しさや悲しみから抜けたいと思わないと、いつまでも過去に思いが飛んでいってしまいがちです。
数年ならまだしも、20年、40年と、過去の出来事に気持ちが飛んでいって苦しみを繰り返す方もいます。
そうした場合は、長く苦しむということを、魂のプランとして計画して来られているではないかと思うことがあります。
以前のクライアントで、ＤＶが理由で３度の離婚を経て、ＤＶ専門の弁護士になった方がいました。
こんな風に数十年単位の苦しみが昇華できたとき、その経験を誰かのために役立てる形で、魂のプランが成就することがあります。
だから、結論は急がなくても大丈夫。
でも、苦しみから早く抜け出したかったら、思い方を変えるところから始めましょう。
いつからでも変わることはできます。
そのタイミングを決めるのは、もちろん自分自身です。
人に与えられた力は、「次があるさ」 と思う力です。
より明るい方へ、より幸せな方へ、気持ちを向けていきましょう。
それでは、今日もこの言葉で。
愛は世界をつくる ～ Love makes the world. ～ 
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