魂の情報をリーディングするとき、魂の傷と、地上に生まれてから創られた傷は、私にはかなり違って見えています。
水晶玉で例えるなら、魂に刻まれた傷は水晶の中にあるクラックのようなもの。
地上に生まれてからの傷は、水晶の表面に刻まれた傷で、深い傷だと本人が感じていたとしても、あくまで表面的な傷です。
変えたいと努力してもなかなか変えられないパターンは、魂の中に刻まれた傷であることがあります。
ただ、セッションの中で私が見る限り、後天的に地上に降りてから創った傷であることが多いですね。
魂の傷の場合は、ほんとうに癒されるタイミングが来たとき、グッと扉が開くような瞬間が来ます。(つまり、自分からそのタイミングを起こすことはできないことが多いです。)
焦らずにタイミングは天にお任せして、日々の暮らしを通じ、地上で作られた傷について癒していきましょう。
私達は、地上で何度も転生を繰り返しながら生きていきます。
その都度、傷ついた体験から生まれた心の傷を増やしたり、癒して軽やかにしたりしています。
傷は、乗り越えるたびに輝きとなり、魅力となっていきます。
時には、何度もの人生を経て乗り越える課題もあるでしょう。
だから、傷は悪いというわけではなく、乗り越えたときにかけがえのない体験だったと気づくものです。
たとえ話だと思って、読んでみてくださいね。
スピリチュアリズムの中では、もともと魂はひとつだったと解きます。
全体でひとつだった頃は、願えばすぐに叶うため、葛藤を抱えることもありませんでした。
けれども、チャレンジをすることで得られる達成感や、悲しみ、苦しみといった感情を味わう機会もなかったから、いったん、次元を降りて、そこから再び学びを体験するという方法を取る事にしたのです。
これはディセンション(次元下降)と呼ばれています。
もともとひとつだった魂は、意志をもって分かれて地上に降り、別々の人格として学びながら全体へ寄与していく道を選びました。
この、全体から分かれるとき、どんな風に感じたかが、魂の中に抱くパターンとなっていきました。
嫌われて捨てられたと感じた人。
もう自分なんていらないんだと感じた人。
自分にしかできないことをするために行くんだと希望に燃えた人。
新しいことが楽しみだとワクワクした人。
こうした最初の感情を魂という水晶の中に込めて、地上に降りてきました。
そして、その抱えたパターンが発する周波数に応じた出来事と出会い、地上でまた新たな感情から生まれる傷を作ったのです。
たとえ、今、目の前にやってきている課題を乗り越えられなかったとしても、その体験でさえ、全体へと影響を与え、貢献しています。
たとえば、誰かが失敗したとき、そのチャレンジする精神から勇気をもらうことってありますよね。
こんな風に、一見、失敗や挫折に思えることでさえ、誰かの心に響く体験となって貢献することもできますから、恐れなくて大丈夫。
もっと長いスパンで考えてみましょう。
地上で、新たに魂に傷が入るということはありません。
むしろ、内なる傷は人生のチャレンジを生み、傷がパワーに変容するためにコツコツと力を蓄えています。
魂の傷は、天の機というタイミングがやってきたとき、癒されていきます。
日々、目の前のことに取り組んでいるうちに、ある時にそのタイミングがやってきます。
そして、きっと自分で 「今だ」 と感じることができます。
人が持っているセンサーは、どんなコンピュータよりも優秀ですから。
さて、実際に、目の前の出来事が自分ごとだと捉えることができたとき、どんな変容が起きたかという実際のケースを次の記事でご紹介しますね。
今日はその前提についてをお話しました。
愛は世界をつくる ~ Love makes the world. ~
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