毎日を幸せでいっぱいにする方法、#49は、「祈って願った後に、望んでいない方向の出来事が起きたときは」 についてお話します。
セッションで意思や方向性を明確にすると、「さぁやるぞ!」 という気持ちになります。
なのに、行動を始めてみると、自分が描いた理想と逆方向のことが起きること、あるのです。
「神様にその道は違うと反対された」
…と、悲しみに暮れてしまう方がいますが、そうでない見方を探してみましょう。
こうしたとき、自分がどう反応を起こすかということを観察することも大事です。(私は、意に反するような出来事はすべて、自分をより深く知るために起きると考えています。)
私たちは子供のころから、悪いことをすると閻魔様に舌を切られる…などなど、「罰が当たる」 という風に教えられてきました。
その影響もあって、何か悪く感じることが起きると、自分の行いのせいだろうかと過去に原因を探しに行きます。
何のカルマだろうかと考えます。
本来、カルマとは、「行い」を意味します。
そこに善悪という概念は本来ありません。
私がよく使う例えの中で、「ハンバーグランチを注文したら、それが出てくる」 という表現があります。自分が発信してオーダーしたものが、そのまま届けられるのです。
宇宙の法則はシンプルです。
オーダーと違うものが届くのではなくて、届いたものがオーダーしたものです。
コミュニケーションの法則も同じ。伝えたことが伝わったことです。
思ってもいないことを言われたのではなくて、伝えたことの結果が受け取ることです。
では、たとえば、合格祈願をしたとして、不合格という結果を手にしたとします。
今すぐその結果はひっくり返すことはできないけれど、その事実をどう解釈して、次の行動を取るかということについては、今、選んで行動をできる部分です。
なぜダメだったの?という部分に囚われないで、今できることに意識を向けましょう。
これまでのセッションで、合格を願ったけど叶わなかったという方は、その後に、叶わなくて良かったのだと思える新しい出来事に出会っています。
お金の問題然り。恋愛のテーマ然り。人生のテーマ然り。
一見、うまく行かないように感じることがあることで、自分を深く知り、未来を考え、今の行動を決めることができるのです。
これが宇宙の愛なのだと感動します。
純粋に祈ること。
祈ることを始めると、簡単なようで、なかなか難しいということに直面することが多いですね。
祈るとは、意乗るという意味を持ちます。
思いが、意図が、乗るのです。
それを知っていても、人は見返りを期待します。
これだけ祈ったんだから、いいことが起きるだろうと。
ただ祈り、その祈りの言葉が全身やオーラに広がり、染まりきってしまうまでやってみてください。
そこにあるのは至福です。
それこそが、宇宙が躍動しながら創造している感覚にもっとも近いのではないかと、私はそう感じています。
愛は世界をつくる ~ Love makes the world. ~
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