#44の今日は、好きなことの中に宿るエッセンスを自分で知ろう ということについてお話します。
セッションでお聞きする相談には、自分が何を好きか分からないというものが多いのです。
ざわついた気持ちが扉です。さらに奥を知っていきましょう。
たとえばお料理が好きだとします。
お料理に関わることの中でも、どんなことをしているときに特に喜びを感じているかを探してみましょう。
食べているときなのか
作っているときなのか
食べた人の笑顔を見たときなのか
おいしい食べ物の前で交わされる会話が好きなのか
こうして、どんな部分が好きなのかを知っていくことで、自分自身の幸せポイントを知ることができます。
見つけ出す答えによっては、食べることやお料理することよりも、楽しい時間を大切な人と過ごすことに喜びを見出していることもあるでしょう。
食べることが好きと思っていることと、誰かと共に過ごす時間が好きということでは、体験したいと願っている感情が異なります。
これに気づかないで、心とは違う体験を求めていると、常に何かが不足しているような気持ちになってしまいがちです。
楽しいと感じるとき、嬉しいと感じるとき、やりがいを感じるとき、あるいは、悲しいと感じるとき、寂しいと感じるときなど、「感じるとき」を自分で探求してみましょう。
その 「感じ」 の中に、どんなエッセンスを見出しているのかを、自分で問いかけて知っていくのです。
私たちは、日々、様々な感情を体験します。
そして、その感情の体験に、気持ちをアップダウンさせています。
感情に心がとらわれます。
望ましくない感情にとらわれて何度もその感情に戻ってしまうときには、今日お話したような視点から自分を知る切り口として感情を活用することができます。
心は雄弁にメッセージを伝えていますから、小さなサインにも気がついていくと、幸せに一歩近づきます。
感情は自分を深くしるためのメッセージです。
その感情の奥に隠れているエッセンス、探していきましょう。
愛は世界をつくる ~ Love makes the world. ~
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