今日から、迷いをなくす方法として4回に渡りお話していきます。
「毎日を幸せでいっぱいにする方法」 目次はこちらです
カウンセリングセッションでは、「選択の悩み」 もしくは 「選択肢を受け入れたくない悩み」 を多くお聴きしています。
そう。 人は、「選ぶ」 「決める」 とき、脳内で変化が起きます。
大脳生理学では、たとえ好きなものを選ぶ瞬間でもストレスがかかるという実験結果も出ています。
生きるということは、選ぶストレスとの戦いです。
だけど、それは、自分で選んだ結果を果実として受け取っていくということです。
特に、気持ちが過去や未来へ飛びやすい人ほど、
「今のこの選択で失敗の結果になったらどうしよう」
などなど、ありありとイメージして疑似体験してしまったりします。
気持ちが飛び飛びになると、疲労するよね。
皆さんに驚かれるのですが、以前の私は、自分で選べなくて決められないタイプでした。
父の会社で働いていた頃は、最終的には父が後ろで構えていてくれるので、のびのびと新しいことにチャレンジできました。
だけど、何か大きな責任を伴う判断が必要なときは、締め切りギリギリまでデスクの中に握りしめていて、
「今日中に申し込みしないといけないんです」
と言って案件を社長室に持っていって、「急すぎる!」 と何度も注意されたっけ。(笑)
だけど、自分で仕事をしていくとなると、すべて自分で決めないといけません。
よくよく考えたら、人生とは、自分で選ぶことの繰り返しです。
だったら、できるだけストレスを感じずに決めていきたいと考えました。
そこで取り組んだことは、人生において大事にしたいことを決めたことです。
それでは今日のセルフワークです。
どんな生き方をしたいのか考える
どんなあり方をしたいのか考える
人生で優先したいことは何かを決める
これらは、価値基準と呼ばれるものです。
簡単に思いつかないかもしれませんが、じっくり取り組んでみてください。人生における選択が容易になっていきます。
たとえば、私にとって、自分がやりたいことは、「誰かが願いを叶えることを応援すること」 なのです。
昔の願いは、好きなときに好きな場所へ行くことでした。
今はもう当たり前にできるようになったから、ご縁ある方を応援したいですね。
また、私の場合は、セラピスト元年に人生の理念を創りました。
それが判断基準となって、目の前の選択肢を迷いなく選べるようになりました。
ある日突然に選択肢を前にすると、それぞれを比較して迷いますよね。
だけど、そもそも、自分がどんな生き方をしたいのかが自覚できていると、それを基準に選択肢を眺めていけるので、選ぶことが容易になります。
私たちは一日に数万個の想念が浮かんでいますから、一つずつ悩み苦しむのではなく、サクッと決めて行動へ移せたら、人生に広がりや深みが生まれると思うのです。
選ぶことに時間をかけるより、行動することを味わいたい。
それが私の判断基準なのですね。
それでは、今日もこの言葉で。
愛は世界をつくる ~ Love makes the world. ~
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